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ぎしぎしと鳴るギターで始まるイントロ
そして呼び合うように大きく鳴るドラムが
初めてバックホーンを聞いた自分の耳に突き刺さった

当時はまさかこんなに、のめり込む事になるなんて
思いも寄らなかったけど
確かにこの、産声のようなサウンドを聴いた瞬間
「あ、このバンドちょっと良い」
と思ったのが始まり・・・懐かしいなー

天国に空席は無い 鳥獣戯画の宴は続く

高みや孤高を目指す奴らが溢れかえる、そんな世界で
自分達は猛り狂うように競い合う。でも、その光景は滑稽な宴のように
虚しく過ぎ去ってゆく、なんて感情を受けたよ

凍てつく真夏日に 襟を立て歩いて行く

あらゆる矛盾や、生活の中で 幾千光年の憂鬱が降り注ぐ
目指すはずの空からは、当てのない、途方も無いという声が聞こえてきた
人類が平等だとか、愛してるとか
ゆらめく太陽に、そんな事は関係の無い話だったんだと諭される
突き放すような思いが放たれていった

太陽は無感情に、天国から孤独を降り注いでいる
雲一つ無い空を見上げながら、いつまでも立ち尽くしていたくなるような詞につられて
そうして、イントロで呼応しあった音の連鎖は
断末魔のように終わりの演奏へと近づいていく
しかし、その孤独に向き合うように、最後は強く響いていた

後には大声で直情的な、学生の作文を読み聴かされたような余韻が残る
思わず自分は、次のトラックの再生を止めた記憶が・・・
決して 「これは最高だ!感動した!」 なんて感想は浮かばなかったけど
今までと全然違う世界を見せられたような気分だった
「驚愕」って言葉が一番ぴったりかも
 

そんな風に少し落ち着いた後、セレナーデの再生ボタンを押す
納得する結論なんて出す前に、一度全部聴いてみろってのが
THE BACK HORN だったんだ

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まさか
俺が布教したバンドにここまでハマるとは
さっち~ 2009/04/22(Wed)00:26:16 編集
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飛馬
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1991/09/09
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THE BACK HORNの何が良いって、全部に決まってるじゃないか。
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